下北沢おとなこども歯科

下北沢駅で歯科をお探しの方は【下北沢おとなこども歯科】まで

homeコラム

小児の仕上げ磨きの重要性と適切なタイミング【下北沢おとなこども歯科】

こんにちは。下北沢駅徒歩1分の歯医者【下北沢おとなこども歯科】です。

お子さんの歯磨きがうまくできているか、親として気になることが多いと思います。特に「仕上げ磨き」は、歯の健康において非常に重要な役割を果たします。しかし、仕上げ磨きはいつまで続けるべきなのでしょうか? そして、第一大臼歯(奥歯)が生えた後のケアについても、正しい方法を知ることが大切です。

◯仕上げ磨きとは?

仕上げ磨きとは、子どもが自分で歯を磨いた後に、親が最終的に仕上げとして行う歯磨きのことです。自分で磨くことができる年齢でも、歯磨きが完璧にできるわけではありません。特に奥歯や歯と歯の間、歯茎の境目などは磨き残しが起きやすい部分です。このため、親が仕上げ磨きをしてあげることで、虫歯を予防し、きれいな歯を維持することができます。

◯仕上げ磨きをする時期

仕上げ磨きが必要な期間は、お子さんの年齢によって異なります。一般的には、子どもが6歳を過ぎたあたりから、徐々に自分で磨けるようになりますが、完全に一人で磨くことができるのは、だいたい10歳ごろが目安です。つまり、仕上げ磨きはその前後の年齢、特に8歳から10歳くらいまで行うことが推奨されています。

また、第一大臼歯(奥歯)が生える時期、これはだいたい6歳頃です。この頃から歯の数も増え、歯磨きが難しくなりますので、仕上げ磨きをしっかり続けることが重要です。

◯第一大臼歯が生えた後のケア

第一大臼歯は、永久歯で最初に生えてくる歯であり、虫歯になりやすい部分です。乳歯の後ろに生えるため、大きさや形が違い、食べ物が詰まりやすく、磨きにくい特徴があります。このため、仕上げ磨きが特に大切になります。

6歳ごろから生え始める第一大臼歯ですが、この歯は生えた直後から注意が必要です。最初は歯ブラシが届きにくいため、親がきちんとケアしてあげることが重要です。また、歯と歯の間や歯茎の境目などの細かい部分も磨く必要があり、歯ブラシに加えて、フロスや歯間ブラシなどを使うのも良い方法です。

◯仕上げ磨きのポイント

・歯ブラシの選び方

子ども用の歯ブラシは小さな口に合わせたものを選びましょう。柔らかい毛先で、歯茎を傷つけないようにします。ブラシのヘッドは小さめで、奥歯まで届くものが適しています。

・磨き方

上下の歯を磨く際は、歯ブラシを45度の角度で当て、優しく小刻みに動かします。強く磨くと歯茎を傷つけてしまうことがあるため、やさしく丁寧に磨きましょう。

・仕上げ磨きのタイミング

お子さんが自分で歯を磨いた後、必ず仕上げ磨きを行ってください。歯磨き後に残っている歯垢を取り除くことで、虫歯予防に繋がります。

・フッ素入り歯磨き粉の使用

歯磨き粉にはフッ素が含まれているものを選びましょう。フッ素は歯を強化し、虫歯を防ぐ効果があります。
また、洗口剤も虫歯予防に非常に有効です。

◯10歳までは親のサポートが必要

子どもが10歳になるまで、仕上げ磨きは欠かせません。10歳を過ぎると、歯磨きに対する自信がつき、ある程度独立して歯磨きができるようになりますが、それでも定期的にチェックし、必要に応じてサポートすることが重要です。

また、歯の健康は一生にわたるものであり、早い段階から適切なケアをすることで、大人になってからの虫歯や歯周病のリスクを減らすことができます。子どもの歯磨きは、単なる習慣ではなく、将来の健康を守るための大切なステップです。

〈まとめ〉

仕上げ磨きは、お子さんの歯の健康にとって非常に大切な役割を果たします。特に、第一大臼歯が生えた6歳ごろから10歳までは、親のサポートが欠かせません。この期間にしっかりと歯磨きを習慣化し、適切なケアを行うことで、虫歯を防ぎ、健康な歯を維持することができます。歯磨きの重要性を理解し、日々のケアを欠かさず行いましょう。

 
WEB予約
電話をかける WEB予約